PCの空きリソースを提供して世の中の役に立たせるを逆手に取ったウィルスが出てきています

最近、新たなウィルスがはびこってきています。

それが、仮想通貨の採掘をするウィルス

マイニングウィルス

です。

パソコンが、一人一台、一人数台の時代になっている昨今では、1台のパソコンのリソースが空いていることが相当な時間あります。
そこで、その空いているリソースをボランティアで貸してあげて、世のため人のための役に立てるというのが、以前からありました。代表的なものとして、

SETI@home
World Community Grid
Rosetta@home
PrimeGrid
climate prediction
Einstein@Home

といったものがあります。

これらは、宇宙人を探すための計算をさせたり、遺伝子解析の計算をしたり、病気の治療のための子構造を計算させたりと主に研究の役に立つためのボランティアの一環として、あなたのパソコンのリソースを貸すというものになります。

このような、空いているリソースを貸すという形で動くものであれば、問題ないのですが、昨今問題になっているマイニングウィルスは、自らがボランティアに参加するときの手順でツールを入れて協力しているのでは無く、通常のウィルス同様に、知らぬ間に感染し、空いている時間では無く、ウィルスの都合で、パソコンのリソースを使うことになるので、突然、

パソコンの動作が重くなる
ファンが突然激しく回り始める

といった目に見える異常で、可笑しいことに気づくのですが、ウィルスに感染して、このような状況になっているとは全く思わないというところが厄介な点です。

この点は、ウィルスに感染するのと大差はありませんね。

ここで、マイニングについてですが、そもそも、仮想通貨は、金と同じく埋蔵量が決まっていて、それを掘り起こすことで、富を得ると言うことが出来ます。

正当な方法であれば、クラウドやグリッドなどを使って、マイニング環境を構築して、仮想通貨を採掘するのですが、正当な方法だと、マイニング環境構築には、相当な投資が必要があります。その投資をせずに、世界中のパソコンにマイニングウィルスを感染させ、CPUパワーを使いマイニングをするのです。そして、それによってマイニングされた仮想通貨の報酬は、全て、ウィルスをばらまいた者に渡るという最悪な結果になるのです。

感染経路は、通常のウィルスに似ており、

添付ファイルを開くことで感染
Skypeや各種メッセンジャー経由で感染

といった感じです。

良くウィルスに感染した人からの話を聞くと、知らない人からのメッセージだったんだけど、なんとなく気になって添付ファイルを開いたことはあるよ!というものです。

これっ!はっ!?て思ってしまうんですが、意外と多い事実なんです。

現実社会でも、知らない人から貰ったものは、まず疑ってかかりますよね。
仮想社会でも、同じ事なんですが、なぜか緩んでしまうんですよねぇ。

最近、パソコンが熱くなるとか、動作が重くなっているようなって思ったならば、ウィルス対策ソフトの定義ファイルを最新版にして、フルスキャンをしてみてください。

さらに、なんで重くなっているんだろう!?って調べる方法もあります。

その方法は、システム監視ツールを使う方法です。

Windowsであれば、タスクマネージャを!
Macであれば、アクティブモニタを!

といった具合にです。これらの監視ツールで、見たことも無い異常にCPUを消費しているプログラムがあれば、それを一旦停止してみるのも一つの方法です。