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汗による悪化から感染症を招く梅雨対策を!

乾燥肌・敏感肌・アトピー性皮膚炎の方って、年間を通じてケアが必要だったりします。

私もそうですが、特に季節の変わり目の肌ケアは必要以上に気を抜けません。

季節の変わり目には、どうしても湿度も上がったり下がったりするものです。

そうなると、当然、昨日は肌の状態は良かったんだけど、無意識のうちに肌を掻き壊し肌のバリア機能を低下させていると言うことがあります。

肌機能が低下すると、掻き壊したところは、肌がタダレたり、腫れたりして、熱を持ち、どうしていいか判らない状況に陥ってしまうことも多いことかと思います。

その原因としては、湿度の上昇と共に、肌からの水分蒸散量は減少し、そのことにより汗をかいたあと、皮膚に汗を留めやすくなって、痒みを誘発し、掻き壊しを招き、肌のバリア機能を低下させるという悪循環を招くのだそうです。

夏場は冬場よりも、「ジュクジュクした炎症」の肌状態になる方が多くなり、これも気温や湿度による影響を受けていると言っていいと思います。

とはいえ、冬場に多い乾燥型の肌状態を伴うアトピー性皮膚炎の方が、いなくなるわけではありません。

掻き壊しが肌に見られる場合、その状態によって、対処の仕方は異なってきます。
自分の肌状態に対して、どのようなケアが適しているのかを見極めて、必要なケアを行うようにしていきましょう。

●ジュクジュクした肌の状態のときの注意点

ジュクジュクした肌状態は、体液などの浸出も見られますし、肌状態のバリア機能も大きく低下した状態です。
湿度が上昇すると、黄色ブドウ球菌など細菌や真菌の感染症だけでなく、ヘルペスなどウィルスの感染症による罹患も増えてきます。
しかし、これらの感染症は「日和見菌」が中心ですので、本来のバリア機能が、保たれていれば、悪化することは防ぐことができます。
つまり、いかに「バリア機能」を高めるケアを行うか、そしてダメージを受けた肌状態の「修復」をしっかり行うかが必要になってきます。
具体的には、保水や保湿など基本となるケア以外に、オイル系アイテムを中心に保護のケアを重ねて行うようにしましょう。
掻き壊しの状態が強い場合には、チュビファーストなどにより肌を外気から覆ってしまうケアも有効になります。

●乾燥した肌状態のときの注意点

湿度が上昇してきた時期でも、肌の乾燥が強い方の多くは、「汗をかけない」状況にあるようです。
汗をかかなければ「汗によるマイナス点」を受ける心配はいらなくなりますが、同時に、汗と皮脂が乳化して作られる自分の体で行うスキンケアも、足りない状況になります。
保水や保湿のケアと同時に、「汗」をかけるような生活習慣(運動や入浴など)を生活の中に取り入れることを意識するようにしましょう。
なお、気温が高くなってくると、最近はエアコンをつけた環境下で生活している方が増えてきますが、エアコンによる肌の乾燥、そして冷えの状態が、アトピー性皮膚炎の「病気」の原因を強めていることがあります。
ここ数年の猛暑を考えると、熱中症の対策も必要ですから、エアコンを使うことは問題ありませんが、お肌のケアなどを含めて、「必要な対処」はしっかりと行うようにしましょう。
ローション系、ジェル系のアイテムを用いて、乾燥がなかなか減らない方、エアコンの中で一日を過ごしている方は、クリームやオイル系アイテムを併用して保湿も行うようにしましょう。
出典:http://www.atopinavi.com/

これからの肌状態で、もっとも注意して欲しいのは「感染症」です。
夏場に向けて、感染症を悪化させると、夏場の「悪化要因」として「汗」の影響、「紫外線」の影響が今よりも強くなるため、感染症を悪化させない対策は特に注意して欲しいと思います。
梅雨の時期を上手に乗り切って、夏場に備えましょう。

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