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[Wi-Fi化]有線LAN環境から無線LAN環境へ変更(光電話無しバージョン)

こんにちは。

今日は、電話とインターネットを別々の光ケーブルを引き込んで使用している方のお宅を無線LAN環境にした備忘録です。

このお宅、一般家庭なのに、電話は電話、ネットはネットといった、

光ケーブルを2本同時に使用しているところなんです。

こうしている方の場合、

何か問題が起きた時に、切り分けが容易

というメリットがあります。

でも、その反面、光ケーブルを2本同時利用しているので、

光ケーブルの費用は、自ずと2倍になってしまうデメリットもあります。

で、今まで、このお宅は、ネットが使用出来るIT機器を設置した場合、

最寄りのHUBからLANケーブルを敷いて使用していました。

殆ど、計画的にLANケーブルの敷設をしていなかったので、今日に至るまでに、どの線が、どこに繋がっているのかが全く判らない無法地帯になっていました。

そんな中、連絡をいただいて、話しを聞いたところ、

最近、接続の調子が悪くて、LANケーブルの抜き差しやHUBの電源入り切りをしようと思ったんだけど、どれを抜き差し、入り切りをしていいのか全く判らなくて、結局、NTTのモデムから順番に入り切りして、どこが悪いか判らないまま復旧して使っているんだよね。

と言うのです。確かに、伺って、状況を見たところ、私でも、この線がどのHUBに接続しているのかが全く判らず状態で、辿るだけで数分から数十分かかるという、ごちゃごちゃの状態になっていました。

で、そのお客様から、いっその事、無線LANにして使えるようにしたいんだけどという依頼を受け、この環境なら、周辺からの無線LANの影響も皆無に等しい環境だったので、デスクトップパソコン、ノートパソコン、プリンタを全て無線LAN化することにしました。

一旦、事務所に戻り、環境構築に必要な機器の選定に入りました。

そうして、選定した機器が以下のものになります。

まず、無線LANの基地局となる無線LANアクセスポイントとして、

アイ・オー・データ機器
WN-AX2033GR

I・O DATA/アイ・オー・データ 360コネクト採用 11ac対応 1733+300Mbps 無線LANルーター WN-AX2033GRミレニアム群青カラー

価格:12,480円
(2017/5/11 21:30時点)
感想(0件)

を選定しました。

このアクセスポイントですが、

新技術「360(さんろくまる)コネクト」搭載

のもので、上下左右前後の球形状に電波を飛ばす機能を持っています。

今回の設置場所は、ほぼ部屋の真ん中に設置をすることになっていたことと、1階と2階の空間を、ある程度このアクセスポイントで網羅した言うことで、このアクセスポイントを選定しました。

なお、選定にあたり、どの程度、電波が届くのかを把握するために、これまたアイ・オー・データ機器から公開されている

Wi-Fiミレル

というスマホアプリで、電波強度を測った後、選定しています。

次は、デスクトップパソコンを無線LAN化するにあたり、USBに差し込む、1台1台を無線LAN化する機器を選定することにしました。

本来、既に有線LANポートがあるので、数台固まっているパソコンについては、無線LANコンバータにHUBで繋いで、無線LAN化という方法があるんですが、今回は、障害を簡単に切り分けたいと言うことと、パソコン周りをスッキリさせたいという要望があったので、1台1台を無線LAN化する方法で機器を選定しました。

そうして選定したのが、

アイ・オー・データ機器
WNPU1167M

I・O DATA/アイ・オー・データ MU-MIMO対応 11ac対応 867Mbps USB接続型無線LAN子機 PLANT(プラント) EX-WNPU1167M 【Web限定モデルは白箱もしくは茶箱のエコパッケージモデルです】

価格:3,650円
(2017/5/11 21:32時点)
感想(1件)

になります。

この子機は、MU-MIMO機能を有していて、もちろん親機も同機能を有している必要があるのですが、今回選定しているアクセスポイントは対応をしているので、この機能が使えると言うことで、選定しました。

このMU-MIMOは、従来ですと、子機が同時に通信しようとした際に親機から順番に電波を送信していたため、速度の低下につながっていたのですが、MU-MIMOでは、複数の端末に同時に電波を出すことができるため、端末の速度を落とさず安定した通信が可能となるんです。

今回のアクセスポイントは、4台同時通信が可能になる仕様になっています。

その他の機能として、ビームフォーミング機能が付いていて、安定した通信が出来るようになっています。

この2つの機器で無線LAN化をすることになりました。

後日、伺って、据付・設置を行ったのですが、敷設されていたLANケーブルが約30m、HUBが4台回収されました。

これによって、床もスッキリ、壁と机の間もケーブルのグチャグチャが解消され、スッキリになりました。

加えて、HUBを良く見ると最高100Mbpsのものだったので、良くて30Mbpsだったものが、今回の無線LAN子機での通信に変わったことで、160Mbps以上の値を計測出来たので、インターネットを使う時の速度が体感でも判るくらいの違いをお客様は体感されていました。

現在のところ、不具合の連絡を頂いていないので、順調に動いている模様です。


















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